犬をお風呂に入れよう。お風呂嫌いな犬の対策など

本記事のご紹介(by ハピわん!)

犬との生活において、お風呂は、日常生活で必要だが慣れさせないといけないものの一つです。
愛犬がお風呂嫌いで苦労している方も多いのではないでしょうか?

本稿は犬とお風呂についてお送りします。

犬はお風呂が嫌い?

犬が本来持つ特性として、水に対する不安やストレスが強いため、お風呂が嫌いになると考えられます。
ただし、お風呂を楽しい時間にすることで、犬の不安を和らげることもできます。ゆっくりとリラックスしたり、おもちゃを入れて遊べるようにすることで、お風呂が楽しい体験になるようにしていきましょう。

犬は最初のうちはお風呂は嫌いです


犬にとって、少なくとも最初の頃の慣れないうちはお風呂はストレスを感じる体験であるため、徐々に慣れさせていくことが重要です。最初の頃はシャワーで済ませる、湯船には入れない、または体のごく一部だけ少しの間だけ入れる、など、段階的に慣れさせていく工夫をしましょう。
お風呂の準備を一緒にしたり、入る前におもちゃで遊んだりすることでも、楽しみに変わっていくのを後押しできます。
そういったやり方を通して、お風呂で時間をかけてゆっくりとしたり、おもちゃで遊んだりすることで徐々に水に親しんでいけば、お風呂が楽しみになっていくはずです。

必要に応じて獣医師やトレーナーの助言も得ながら、犬のペースを尊重しながらお風呂の時間を楽しいものにしていきましょう。

犬がお風呂に入ることは必要?

犬がお風呂に入ることの必要性は、十分にあります。それは、清潔さの維持と皮膚トラブルの予防が主な理由になります。
お風呂に入らない場合(お風呂を使わない場合)、入る場合と比べて、皮膚が乾燥したり、その他の皮膚トラブルが発生したりする可能性が高まります。そのため、定期的なお風呂は犬にとって健康維持と快適に日常生活を送る上で大切な役割を果たします。

犬にとってお風呂は清潔さの維持と皮膚トラブルの予防になります


また、定期的にお風呂に入ることは、犬のコンディションを管理し、体臭の発生を抑えるうえでも重要です。体毛の長い犬は特に、こういった定期的な手入れが必要不可欠となります。手入れが行き届かないと、体毛の毛質が悪くなったりからまったりするのと、体臭が強くなる可能性も高まります。
お風呂の回数は犬の種類や生活スタイルによって異なりますが、一般的には毎月1〜4回のペースでお風呂に入らせることをおすすめします。ただし、入らせすぎることも注意が必要ですので、回数が多い場合は獣医師と相談しながら調整していきましょう。

お風呂嫌いな犬を上手にお風呂に入れるには?

お風呂でゆっくりとしたり、おもちゃで遊んだりすることで、徐々に水に親しんでいけば、お風呂が楽しみになっていくはずです。時間をかけて慣れさせていくことが大切で、最初は入浴時間を短くして徐々に長くしていきましょう。

あくまで犬の体調やストレスレベルを観察しながら、焦らずに進めていきましょう。

最初は、シャワーなど怖がる場合はそういったお風呂の空間に慣れてもらう、シャワーだけで済ませる(湯船は使わない)、少しだけ湯船にも入れてみる、などの工夫をしながら進めましょう。お風呂の準備を一緒にしたり、入る前におもちゃで遊んであげたりして、お風呂=楽しいことという意識を犬の意識に根付かせることで楽しみに変わっていきます。

犬をお風呂に入れるには徐々に慣らしてあげましょう


お風呂嫌いな犬を上手にお風呂に入れるには、物事を焦らずゆっくり進めることが重要です。
こういった段階を踏みながら、最初は入浴時間を短くして徐々に長くしていき、犬のストレスをしっかり観察してあげてケアしながら進めていきましょう。犬にとってお風呂はストレスを感じるものという意識がつかないように十分に注意しましょう。
犬のペースに合わせて時間をかけて徐々に慣れさせていくことが非常に重要なのです。

犬をお風呂に入れるときに役に立つアイテム

お風呂嫌いな犬を上手にお風呂に入れるために役に立つアイテムをいくつか挙げます。 犬専用のシャンプー、専用のシャワーヘッドやバスタブ、滑り止めマットなどの基本的に必要となる道具、または、専用の入浴剤やタオル(または犬用のバスローブ)などといった入浴の質を上げるためのアイテムや、おもちゃやぬいぐるみなどの入浴用おもちゃで「お風呂は楽しい空間」という演出もきちんとしてあげましょう。

また、入浴後のご褒美となる、ご飯やおやつなども忘れずに用意しておいてあげましょう。こういったアイテムを使うことで、入浴が楽しくなったり、安全に入浴を楽しめたりするようになっていくはずです。

犬のペースを尊重しながらお風呂の時間を楽しいものにしていきましょう。

オススメのほかの記事

首輪とハーネス(胴輪)はどっち使うと良いの?首輪・ハーネス(胴輪)のメリット・デメリットなど。

首輪とハーネス(胴輪)はどっち使うと良いの?首輪・ハーネス(胴輪)のメリット・デメリットなど。

犬を飼っている方々の中にも、お出かけの際などで犬に装着するのに首輪派とハーネス派に分かれるかと思います。 一概にどちらのほうが良いということはないですが、それぞれのメリット・デメリットを抑えた上で使用するのが望ましいと言えます。 本稿では、首輪・ハーネス(胴輪)の使い分けする上での参考記事となります。

【迷子犬手記】愛犬を失ってお伝えしたいこと

【迷子犬手記】愛犬を失ってお伝えしたいこと

2021年7月、とあるお宅の大切な子が迷子になり、大変残念な結果となりました。 飼い主様ご家族ににとってこの上なく辛いご経験ですが、日々発生する迷子犬防止の啓蒙になればという思いにより、この手記をハピわん!へ寄稿頂けることになりました。 ※本文は飼い主様の原文をハピわん!にて最低限の校正をしています。

犬は犬自身の名前を認識・覚えることができるの?そのメリットや注意点など。

犬は犬自身の名前を認識・覚えることができるの?そのメリットや注意点など。

犬の名前を呼ぶと駆け寄ってくる。基本的なことのようですが、これも、できるようになるとメリットがあるしつけの中で大事なことです。 そもそも犬は犬自身の個別の名前を認識し、覚えることができるのでしょうか? 本稿では、そういった犬が名前を覚えることができるか、といった点についてお送りします。

当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます(URLリンク・キャプチャ・SNS共有などはご自由にお使いください)。
また、当サイトの記事は、実際の体験や専門家の知識を基に構成しており、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めていますが、情報が古くなっていたり誤解を与える表現が混在する場合もございます。
記事内容によって生じた何らかのトラブル・損失・損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。