【犬の頚椎ヘルニア】フレブルこち闘病記:シーズン2>パート3(通算シリーズ パート7)

本記事のご紹介(by ハピわん!)

前回の精密検査の結果、頚椎ヘルニアと診断されたこち。
選択肢がどれも命さえ危ういという状態の中、どんな選択肢でどう事態が進んでいったのか。

急展開の本話になります。

■4月19日  取るべき選択肢

これまでと引き続き、食事はすりおろしりんごとヨーグルトを手であげる。

この日は朝一番で、大学病院の前にも診てもらった鍼治療の動物病院へ。


実は、悩みに悩んだ結果、鍼治療に賭けることに決めたのだった。


大学病院の説明は、こうとらえていた。
そもそも手術しても成功すること自体が五分五分(失敗は最悪、死に至る)。
例え成功したとしても、また次の発症を誘発するかもしれない。こちがエンドレスに苦しむ状態にもなりかねない。費用も高額。

要は、手術してもしなくても命はもはや危機的な状況。


だから、鍼治療に賭けてみたくなった。

1回目の椎間板ヘルニアのとき、
鍼治療の存在をあまり知らなかったこと、
断続的に絶叫を繰り返す緊急性が高いこちの横で、手術する以外の選択肢が取りようがなかったことに、
あの時から今までの間、他の選択肢「もしあのとき」を考えることが多々あった。

そんな背景もありながら、この決断に至った。


そして話は戻り…、病院へ出かける間際には、こち本人もバタバタ動きだして、一瞬は前足も立ったりしていた。

病院では院長先生と会話し、4月23日(月)の夕方に、鍼治療の一回目を実施することで決定した。

このときの体重は12.7キロだった。体重は以前からは減っているが、体格的にはこれぐらいがちょうどいいとのことだった。
ただ、食事はりんごとヨーグルトだけだと栄養が足りなくなるので、できれば肉系のものを食べさせた方がいいとも言われた。
肉はたんぱく質が多いので良いらしい(アレルギーない範囲であれば、何の肉をあげても大丈夫)。
猫用の缶詰なんかは、味が美味しく作られているそうで、それを試すのもあり。


このときの診察後の治療では、注射をツボに何ヵ所か打ったのと、おしりからオゾン治療のガス注入をした。



自宅へ帰ってきてから、こちが大好きなビスケットをあげたら食べようとした。
しかし、噛む力が弱っているのか、噛みながら口から出てしまって食べれないので、手で口の回りをおさえて飛び出ないようにしてあげたら、そのままなんとか噛んで食べてくれた。

その後、昼間には、頚椎ヘルニアで倒れる前はいつも食べていた固形のドッグフードも手から食べた。

以前と比べると量こそ少ないが、通常食べていた1食分の7?8割ぐらいの量を夜に食べることができた。
トイレもなんとか立って、トレーの上でできた。

■4月20日  奇跡がまた起きた

朝。
2、3粒のちょっとずつ、いつものドッグフードを食べ、一食分の量からはちょっと少ないぐらいを完食した。
トイレは、トレーの付近までは辿り着くが、体勢がうまくとれなかったらしく、
結局は、伏せたままの姿勢で、頭だけトレーの上に乗っかった状態で、おしっこがその場で出てしまう(おむつは着用)。


そして昼間、ここで大きな前進を見せる。

何分かわからなかったがしばらくの間、4本足で立っていた。


その後も、食事はやはりドッグフードを食べれるようだった。
引き続きヨーグルトも別であげながらの食事とした。
■4月20日  奇跡がまた起きたの画像

■4月21日  さらに前進

明け方、ふと立ち上がったり、しばらくケージの中をうろうろしていた。
ただ、フラフラはしているので、たまに倒れたりしながらもよろよろと歩いていた。

■4月23日(月)  初の鍼治療

こちを連れて、17時に動物病院へ。
この日は、先日予約した鍼治療の日。

まず先生との会話。
食事はタンパク質をとると良いとのこと。できれば肉類をあげる。


そして初の鍼治療へと進む。
カウンセリングを経て、鍼治療をしてもらった。
頭、腕、背中、腰、足などいろいろなところに、小さい針を刺して治療を行ってもらったが、こちは針が刺さっていることには気づかずに、のんびりと台の上に伏せたまま時間を過ごした。

そのあと、前回の治療と同様に、体の何箇所かに注射したのと、オゾン療法のガスをお尻から注入された。


このとき、すでにもう4本足で少しの間は立ち続けたりは全然できるし、前足のほうも以前見られたナックリング状態があまり見られなくなってきている。

前足も力が入るようにまでなっているので、抱きかかえていても本人の気分によっては多少暴れるようになった。

そんなことがとても嬉しい。そんな気持ちだった。


おしっこはしゃがみこむ姿勢できちんとトイレトレーの上でできるようになっていた。
ウンチもトイレの上でしゃがみこんできちんとできる。

ただ、部屋の中でちょっと歩かせてみると、数歩歩いては一回倒れるという状態。

まだまともに歩くことはできない。
■4月23日(月)  初の鍼治療の画像

■4月27日 さらに戻ってくる

食事を、頚椎ヘルニアで倒れる前に使っていた入れ物に入れて床に置き、そこから食べることができた。
引き続き、トイレはトレーの上で普通にできる。

後ろ足二本で立つような形で、前足をケージに寄りかかりながら立ち続けたりもできる。

■4月28日  とうとう庭へ

頚椎ヘルニアで倒れて以来、初めて自宅の庭に出た。

歩き方はぎこちないが(なんとも変な歩き方)、好きに歩き回っていた。


回復して元気になってきてる証拠か、自宅にいるときは、以前のようにたまに要求吠えをするようになってきた。
■4月28日  とうとう庭への画像

最終話パート4へ続く

今回はここまで。
お話はこちらの続編へと続きます。

【犬の頚椎ヘルニア:鍼治療】フレブルこち闘病記 パート4(通算シリーズ パート8)

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