ブリタニー・スパニエルは原産国をフランスとする犬種です。
17世紀にフランスのブルターニュ半島に前身となる犬種が暮らしており、 もともとは、鳥(主にはヤマシギという鳥など)の猟において、優れた嗅覚を生かして獲物を探し当てることと、 猟師が撃ち落とした獲物を回収してくる役目を持った鳥猟犬として活躍していました。
現在でも一部では、引き続き鳥猟犬として活躍しています。
19世紀には、イングリッシュ・セッターやイングリッシュ・ポインターと配合され、現在の形になりました。
1931年にはアメリカに輸出されました。
その後、アメリカでも人気が一気に広がり、1982年には犬種名が正式に『ブリタニー・スパニエル』とされました。
なお、犬種名の「ブリタニー」は、原産地のフランス・ブルターニュから由来しています。
ブリタニー・スパニエルは賢く、飼い主さんに忠実な犬種です。
基本に忠実に、一通りきちんとしつけをしていけば、しっかり覚えてくれます。
しつけはしやすいほうの犬種になります。
ブリタニー・スパニエルの性格は、明るくおおらかです。
飼い主さんや家族に対して愛情深く接してくれます。
また、狩猟犬の特性として、自立的に動くこともできます。
そういった自立的な面もありながらも、コミュニケーションも好きな面も持っていますので、 小まめに話しかけるなど、日頃からきちんとコミュニケーションを取ってあげることも必要になってきます。
ブリタニー・スパニエルは、比較的、遺伝性の疾患が少ない犬種です。
しかしながら、いくつかは発症しやすい病気を持っており、その一つが『突発性激怒症候群』という、 スパニエル系の犬種が共通してリスクを持っている病気になります。
この突発性激怒症候群は、脳内のセロトニンという物質の量が低下することにより、 突然怒った状態になって周りの人や動物、物などにあたり散らし攻撃的になる(噛み付いたりする)症状を言います。
また、耳が垂れ耳ですので、汚れが溜まることで『外耳炎』にならないようにも注意が必要です。
ブリタニー・スパニエルは、おおらかな性格のため、子供とも充分に仲良く遊ぶことができます。
他の犬との同居(多頭飼い)に関しても、特に問題ありません。
ブリタニー・スパニエルは好奇心旺盛で活発な性格をしています。
高い体力を誇り、運動量は多めに必要です。
散歩は1日2回を基本として、1回あたり1時間程度が適量になります。
運動量の不足はストレスの要因にもなりますので、注意が必要です。
また、ブリタニー・スパニエルは運動神経が高く、敏捷な動きもできますので、 ドッグスポーツにも向いており、アジリティなどにもチャレンジできます。
[再生は画像をクリック]
現在、ブリタニー・スパニエルの記事はありません。
現在、ブリタニー・スパニエルに関する相談はありません。
現在、ブリタニー・スパニエルとのドッグラン口コミ投稿はありません。
当サイトの内容・テキスト・画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。