フレブルこちの椎間板ヘルニア治療日記 パート4
本記事のご紹介(by ハピわん!)
当サイトの看板犬の1人でもあるフレブルこちの椎間板ヘルニア治療記録、 特別編でお送りしてきた本編もとうとう最終版のパート4となります。
前回パート3でまさかの2回目の椎間板ヘルニア再発をしてしまったこち。
今回は内科療法を選んだわけですが、退院後どういった生活になったのか。 今回のこのパート4でまとめております。
前回の記事はこちら。
フレブルこちの椎間板ヘルニア治療日記 パート3
2017年4月2日(日)~2017年4月4日(火)【絶対安静】
退院後は自宅で絶対安静となるため、ひたすらにケージの中で24時間コルセット着用を継続中。
トイレについては、おしっこはなぜかトイレでできなくて居住スペースでいきなりしてしまう (ただし、立ち上がってから以前同様のいつもと同じような姿勢でしているようだ)。 ウンチのほうはトイレでできる。
しかし、気が付くと居住スペースにもウンチが散乱している状態が続く(神経の感覚がもどりきらないのかな??)。
足は、ごくたまにひきずるような感じではあるが、普通には動いているし歩けている。
■2017年4月6日(木) 【自宅安静はまだまだ続く】
自宅での安静が続き、おしっこもトイレでできるようになった
(入院生活が長くて忘れてしまっていたのか、前よりよくなってきてできるようになったのか、どちらの理由かは不明)。
そして、ここでようやく、うんちの散乱状態の原因が明らかに。
トイレトレーの上でしゃがみこんでウンチしている最中に、 コルセットのお尻部分の紐とお尻の間ににうんちがいくつかはさまってしまっていることに気づいた。
つまり、トイレでしたあとに、そこに挟まったまま居住スペースに戻ってきて、歩いてるときにポロポロ散らばっていくから、 トイレでしたあとに居住スペースに戻ってきたタイミングぐらいで必ず散らばる
(後日、ドクターに話したら、『おみやげポケット』と呼んでいた。笑)。
■2017年4月8日(土)【ケージから出れるようになる】
定期通院でドクターに診察してもらう。
経過としては順調で神経の反応も良いとのこと。
今後で、安静中にあまり動けなかった分の筋肉の衰えを回復させることが必要で、 家の中であれば自由にケージから出てOK。ただし、コルセットは引き続き24時間毎日着用とのこと。 お風呂はまだ許可が下りず、入れない。
次のステップとしては、ケージの中でコルセットを外せるようになること。
コルセットはまだ付けっ放し。
次回通院は二週間後になった。
【かかった費用・処方された薬】
【かかった費用・処方された薬】
・診察代:診察500円
・薬9000円ぐらい
・薬=痛み止め+脚のサプリ。痛み止めは1日1錠で、サプリは前半は1日2粒×2回・後半は1日2粒×1回。
※出してもらったサプリはこんな写真のようなもの。
■2017年4月9日(日)~2017年4月21日(金)【その後も順調に戻ってくる】 ■2017年4月22日(土) 【外の散歩とお風呂の許可】
トイレは完璧にできるようにまで回復。
後ろ脚はややもつれる感じの動き方ではあるが、支障なく普通に歩くようになっている。 ただ、気が付くと、立ったまま脚の付け根の筋肉がプルプル震えていることもしばしば。
テンション的には元気。
というか、元気なころの普通の状態とほとんど変わらないぐらいまで回復してきた。
■2017年4月22日(土) 【外の散歩とお風呂の許可】
2週間ぶりの定期通院&診察。
神経はだいぶ回復している。足を裏返すような感じでめくると、反射神経の動きですぐもとに戻す動きができている。 健康な普通の犬であれば、裏返さすのもやらせないぐらいの反応らしいが、さすがにまだそこまではできていない。
とはいえ、こちは順調に良い回復状況らしい。歩く時に後ろ脚が若干もつれるような動き方は相変わらず見られる。
ドクターによると、もう少しは回復できるかもしれないとのこと。
ここからは、コルセットを外せる時間を作っていくことが必要。 ケージの中や部屋の中にはなるが、興奮しないで静かにしていられる時間はコルセット外してOK。
外の散歩は、一日10分程度でコルセット着たままならOKとのこと。
お風呂は1週間程度様子を見て、特にこのまま変わらず大丈夫そうなら入れてもOK。 ただ、お風呂からあがったら直ぐにコルセットつけるのは必要 (濡れたままでもすぐに、最悪、Tシャツ着せてその上からコルセット着せる、とか)。
【かかった費用・処方された薬】
診察代:診察500円
薬:9000円ぐらい。
処方された薬=痛み止め+脚のサプリ。
痛み止めは1日おきに1錠(2日で1錠)、サプリは1日に2粒×1回を与える。
■2017年4月29日(土)【1ヵ月ぶりの散歩】
約1ヵ月前の3月24日に再発して以来の初となる家の外の散歩。
10分ぐらい近所の公園にいったが、本人はかなりはしゃいでいた。嬉しそうなこちだった。
ただ、後ろ足はやはり微妙にもつれるような動き方は見せていたし、少し歩くとやはり脚の付け根の部分がプルプルする。
以後、外の散歩をほぼ毎日10~15分で継続した(外に出るときはコルセットは必ず付ける)。
■2017年5月6日(土)【室内はコルセット取れる】
2週間ぶりの定期通院。
診察時に毎回やっている、後ろ足をめくって裏返しにする→本人が反射神経で元に戻すかを観察。 めくった直後で反応あるので、今まで同様に引き続きで経過がかなり順調。
ドクターに以前も言われたが、内科的治療法でこれだけ回復できたのは、 前回の外科手術で脊椎の壁?に穴をあけたのが幸いし、 圧迫を逃がす箇所があるのがうまく効いているかもしれないとのこと。
基本的には、室内で常時、コルセット外してOKとなった (ただし、興奮したり動きが激しくなったときは付ける)。 散歩に関しては引き続き、基本的にはコルセット付けたままでなくてはいけないが、時間的には20分程度までOK。
今月内には完全にコルセット外してよくなりそうとのこと。
■2017年5月7日(土) 【ある日の散歩】
毎日日課の散歩に出かけた。
散歩して家に戻ってきて、マンションのエントランス内にある10cmぐらいの段差をジャンプしてあがろうとしたとき、 足が滑ったのかその場でドタッと完全に横に倒れた。今までは転ぶこと自体がほぼなかったので、びっくりしたし、危なかった。
やはり、後ろ足は、以前のように完全には戻らないのかもとは感じた。
■2017年6月【そしてこれを書いている現在】
脚が、若干だけだがもつれるような動き方や、 体をブルブル振るときの足が踏ん張れなくて足まで振られてしまうのは、 一定は残っているが、日常生活は特には支障なく、散歩中に公園などで自由に走ったりもできている。
2回目は内科療法だったこともあり、完治ではないのだと思うが、 こち本人は今ではすっかり前と同じ生活を送れているので、安心している。
何よりも本人が至って元気というか、そこは以前と何も変わらない。
そして、我々家族にとっては奇跡のドクターである掛かりつけの先生と巡り会えたことに感謝し、この原稿を閉じさせて頂きます。
おわり
【おまけ】フレブルこちのその後の様子を見に行く