ボクサーはドイツ原産の犬種となります。始祖犬はブレンバイザーという、 マスティフ系の中央ヨーロッパで飼われていた狩猟犬で、 さらにグレート・デーンやテリア、 ブルドッグなどと交配され、より屈強な犬種として改良されました。
名前の由来は諸説あります。
・後ろ脚で立ち上がるようなスタイルを闘争の際に見せ、 その姿がスポーツのボクシングにおける「ボクサー」のようであることに由来する説。
・原産国ドイツで、食肉市場における呼び名、ドイツ語の『boxl』から来ているという説
・同じく、原産国ドイツにおいて、ドイツ語『beisser(噛みつく人の意味)』がなまったという説
また、ボクサーは主に、ドイツタイプとアメリカタイプが存在し、体格上の違いが大きくあります。
現在では、ボクサーはアメリカ・ヨーロッパを中心に人気の犬種として飼われています。
ボクサーは、飼い主さんに非常に忠実で頭が良く、しつけたことを覚えていくのに適しているため、 しつけはしやすい方になります。
また、屈強で大きな体を持つボクサーですので、しつけは絶対的に必須で、 しつけがきちんとやりきれていない場合、飼い主さんが飼いにくいのは当然ながら、 周囲にも迷惑・危険が大きくなります。
基本的には、穏やかで優しい面を持っています。陽気な面も持っていたり、 飼い主さんに甘えてくることも珍しくありません。寂しがり屋でもあるので、 なるべく一緒にいてあげられるようにしなければなりません。
また、ボクサーは見知らぬ人には警戒心を高めに持つため、見知らぬ人が近づいてきた場合は吠える場合もあります。
ただし、無駄吠えの癖を持っているわけではありません。
飼い主さんへの危険を感じた際には勇敢に守ってくれます。
ボクサーの平均寿命は7~10年ぐらいとなります。
体格は非常に筋肉質で屈強な、力強さを感じさせる体格をしています。
また、短頭種になりますので、体温調節が苦手で、暑さが非常に苦手です。 一方、被毛が短毛のため、寒さも苦手です。
病気のリスクとしては、心臓病にかかりやすく、『肥大性心筋症』等が挙げられます。
それと、他の大型犬も共通でかかりやすい『股関節形成不全』『胃捻転』も可能性があります。
犬種特性として、皮膚の病気にもかかりやすくなっており、『アトピー性皮膚炎』も考えられますし、 顔のしわが多いのでしわに溜まる汚れが原因の皮膚病も注意が必要です。
ボクサーは、忍耐強い方ですので、子供がじゃれついてきた場合に対しても耐えてくれます。
好奇心が旺盛な犬種でもあるためか、小さいお子様の面倒を見てくれることも珍しくないようです。
ただし、攻撃的な本能も持ち合わせてはいるので、しつけがきちんとできていないと、 特に小さいお子様にとっては危険が高くなります。
また、優しい性格のボクサーですので、他の犬と生活する際には、 友好的で面倒見が良く、相性としては良いと言えます。
ボクサーはもともとは狩猟犬だったこともあり、運動量は非常に多くなります。
散歩は、1日2回で1回あたり1時間程度が必要で、自転車で並走して走ったり、 ドッグランなどで思う存分走らせてあげる等、 ダッシュすることができるような激しめの運動もさせてあげなければいけません。
ただ、持久力は高くありません。
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人間には個人差はあるものの、高所恐怖症が存在します。
では、人間と一緒に行動することがなにかと多い、大切なパートナーである犬たちには高所恐怖症はあるのでしょうか?
本稿はそういった疑問に対してお送りいたします。
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