ブル・マスティフは、原産国はイギリスとなります。
ブルドッグ(オールド・イングリッシュ・ブルドッグ)とマスティフ(イングリッシュ・マスティフ)の交配により誕生しています。
もともとは19世紀頃のイギリスにて、密猟者を撃退する役目として使われていました。
密猟者に対して、暗闇の中で主人の指示があるまでじっと待ち伏せ、指示のもとに襲い掛かり抑えておくという、 かなり強い戦闘能力を発揮していました。
軍用犬や番犬、護衛犬としても活躍していました。
その後、現代に近づくにつれて、そういった戦闘能力を全開に生かした役目も終わり、穏やかな性格へと改良されていきました。
ブル・マスティフは飼い主さんには非常に忠実な犬種です。
逆に、他人の言うことはほとんど聞きません。
基本的なしつけができている限りは、無駄吠えも攻撃性もほぼ出ることはありません。
力が強い犬種だという点ともともとが闘犬の特性を持っていた犬種ですので、 最低限は攻撃的な性格にならないようにしつけは充分に必要です。
ブル・マスティフは温厚な性格をしています。愛情深い犬種で、甘えてくることも珍しくありません。
見た目から受ける印象と同様に、非常に勇敢な面を持っているのと防衛本能が高いことから、 飼い主さんや家族に危険が及びそうになるのを察知すると守りに行く行動も見られます。
番犬や護衛用の犬としての適性が非常に高い犬種でもあります。
ただし、改良を加えられた現在では攻撃性が強いというわけではなく、 相手が家族に危害を及ぼすような動きがない限りは、人に危害を加えるということは少ない犬種です。
普段の過ごし方も、基本的には静かに過ごすことが多くなります。
留守番も特に問題なくこなすことができます。
ブル・マスティフの平均寿命は9?12年ぐらいとなります。
非常に屈強な体つきをしています。
ブル・マスティフは短頭種になりますが、実は短頭種の中では珍しく暑さ・寒さに強い犬種です。
また、先天的に目の病気にかかりやすく、『進行性網膜萎縮』という、網膜の萎縮により最悪失明する恐れがある病気や、 『目瞼内反症』というまぶたが内側にめくれてしまう状態になることで角膜や結膜が炎症してしまう病気などが挙げられます。
それと、ブル・マスティフは大型犬ですので、 他の大型犬にも共通して多い『股関節形成不全』という成長過程での股関節の形状異常による歩行障害や、 食後に激しい運動をすることで胃がねじれてしまう『胃捻転』などにも注意が必要です。
優しい性格をしているブル・マスティフですので、子供や他の犬との同居にも問題はありません。
あくまで最低限のしつけは必須ですが、穏やか・静かなブル・マスティフは、子供や他の犬・動物に対して、 無用に攻撃的な態度を見せることもありません。
よだれが多い犬種でもありますので、衛生面のケアはこの点にも必要になってきます。
実は、必要な運動量は多くありません。
散歩は、1日2回を基本として、1回あたり30分程度が必要な量となります。
また、走ったりする激しい運動を混ぜることは必須ではありません。
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