ラブラドール・レトリーバーは、カナダ東部のニューファンドランド島に起源を持つ犬種になります。
もともとの祖先犬は、ニューファンドランドを起源とした、セントジョンズレトリバーと言われています。
この犬はいわゆるウォータードッグでした。
このウォータードッグは、漁師の手伝いとして、水中に飛び込んで魚を回収したり、引き揚げたりする、または小舟を引く犬として飼われていた犬になります。
当時は、『スモールウォータードッグ』などとも呼ばれていたようです。
19世紀頃には、イングランドに渡来し改良され、現在のラブラドール・レトリーバーの形が生まれ、 鳥猟犬としても飼われていました。
このニューファンドランドを起源にもつ犬種は、カナダのニューファンドランド島南東部のアバロン半島が本来の出身地ということになりますが、実際には今の犬種が形成されたイギリスを原産としています。
現在の『ラブラドール』という名前は、カナダの出身地域であるニューファンドランドを含む地域をラブラドール地方と呼んでいたことに由来しています。
ラブラドール・レトリーバーは1991年にアメリカで最も人気のある品種にもなりました。
現代では、介助犬や盲導犬としても有名で、それ以外にも、警察犬、麻薬犬、救助犬としても活躍しています。
また、ラブラドール・レトリーバーは、外形の違いから2タイプ存在しています。
比較的がっしりとした体型のイングリッシュタイプと、すっきりとした比較的細身の体型のアメリカンタイプに大まかに分類できます。
ラブラドール・レトリーバーは、頭が良く、学習能力が非常に高い犬種で、 しつけ・訓練に対しても集中力を維持し学ぶことができます。
介助犬や盲導犬を務めることが多い犬種であるということからも、その事実が示されています。
ただ、学習能力が高すぎるゆえに、間違った認識(勘違い)で覚えさせてしまうと、その後が非常に大変です。
力は強いので、そういった意味でも、しつけで確実に正しく覚えさせていくことが重要になります。
教えたことは充分覚えますので、過度に厳しいしつけや叱りすぎたりすることは不要です。
褒めることもたくさん入れながらしつけるのが適しています。
また、スキンシップが大好きな犬種でもありますので、普段から充分にスキンシップを取りながら、 愛情持ってしつけていきましょう。
ラブラドール・レトリーバーは、非常に穏やかで優しさにあふれた犬種になります。
さらに、オスよりもメスのほうが穏やかな性格をしています。
やんちゃな子犬から成長するにつれて、 段々と落ち着いていくようです。
無駄吠えの癖も基本的にはありません。
飼い主さん以外にも警戒心が薄く、攻撃性もなく、友好的に接してくれます。
人懐っこく、人が大好きな犬種で献身的に接してくれるでしょう。
ただ、警戒心が薄いため、番犬には向かない犬種になります。
ラブラドール・レトリーバーの平均寿命としては、10~14年になります。
骨太でがっしりとした筋肉質な強い体をもっています。
ラブラドール・レトリーバーは、比較的、遺伝的に発症しやすい病気は少ない方ですがいくつかあります。
まず肥満になりやすく(食欲旺盛なため)、肥満とともに股関節形成不全等のリスクが発生します。
これは、特に大きめの犬種で発症するリスクが高い病気として挙げられますが、一種の股関節の発育異常になり、 股関節が噛み合わなくなっていくことで、関節の痛み、運動機能の不全、歩行への支障(歩行困難)をともなっていくものです。
また、悪性リンパ腫もラブラドール・レトリーバーが発症リスクが高い病気です。
体の免疫を担うリンパ球が腫瘍化・がん化する病気であり、悪性リンパ腫は、一般的にはシニア期に多く起こりますが、若い犬でも発症することがあります。
優しい性格をしていますので、小さいお子様・他の犬・他の小動物などとの同居においても、 問題なく仲良くすることができます。
ラブラドール・レトリーバーは、人に喜んでもらうことも好きな犬種です。
明るい性格も持ち合わせており、テンションが上がりすぎて、物を壊したり、 飛びついてしまうこともありますので、その点は注意が必要です。
元来がウォータードッグとしての特性がありますので、水で遊ぶことが非常に大好きです。
ラブラドール・レトリーバーは、活発で遊び好きな性格も持っています。
昔、漁師の手伝いをしていた頃の本能もまだ残っていて、泳ぎも得意ですので、 水に自ら飛び込んで遊ぶこともあります。
遊び方は、物を口でくわえる遊びが習性的にも大好きです。
運動神経も抜群で、ドッグスポーツなどの競技にも向いています。
散歩は、1日2回を1回あたり30分~1時間程度が必要になります。
また、食欲が強い犬種ですので、運動不足になると肥満になりやすく、注意が必要です。
ラブラドール・レトリーバーの被毛は、短く硬めの毛(上毛)になっています。
被毛の構造はダブルコート(二重構造)のため、換毛期には抜け毛が多く発生します。
また、ラブラドール・レトリーバーの毛色は、イエロー、ブラック、チョコレート(レバー)の3種類が主なものになります。
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犬がおもちゃや家の中の物、食べ物などを隠す行為を見たことがある方も多いかと思います。
そんなときは「何のために隠してるの?」という素朴な疑問が頭をよぎる場合もあるのではないでしょうか。
本稿では、そういった犬が物を隠す行為についてお送りします。
.......(続きは以下ボタンから)犬について俗によく言われることの一つ「犬には帰巣本能がある」。
果たして、本当に犬には帰巣本能があるのものでしょうか?そしてそれは、生まれつきどんな犬にでも備わっているのでしょうか?
何もしなくても、帰巣本能を発揮できる??
答えを言うとすべて「No」です。
本稿ではそういった部分について
こんにちは!ラブラドールレトリバー飼いです 🐕
最近、友達の家の外飼いのワンちゃんを見に行ったんですが、うちの子より抜け毛が少ないような気がして...。これって室内飼いと外飼いで違うのかなって気になり始めました 🤔
うちの子は完全室内飼いで、もう毎日掃除機かけても抜け毛が追いつかないくらいなんです。特に換毛期はすごくて、ソファー
.......(続きはここをクリック)ラブラドールの女の子(6歳)を飼っている者です!
今日は、ずっと気になってることを相談させてください...!🤔
毎日の散歩で気づいたんですけど、犬って他のワンちゃんと会うと、必ずお互いのお尻の匂いを嗅ぎ合いますよね?うちの子も例外なく、他のワンちゃんとすれ違うと絶対にお尻クンクンしちゃうんです。
最初は「もう〜、やめなさい
.......(続きはここをクリック)こんにちは。先日、子犬(ラブラドール6ヶ月)を迎え入れたんですが、甘噛みと本気噛みの違いについて質問させていただきます。
というのも、遊んでる時によく手を噛んでくるんですが、これが甘噛みなのか本気噛みなのか、正直判断に迷ってしまって。遊び相手になってあげたいんですが、このまま許していいものなのか悩んでます。
特に気になるのが、興
.......(続きはここをクリック)先日、散歩中に恥ずかしい思いをしました。うちのラブラドールが通行人に飛びつこうとして、慌てて抑えるのに必死になったんです。体重30キロ超えの大型犬なので、これはマジで何とかしないとまずいなと。
基本的には人が大好きな性格なんですよ。でも、その表現方法が飛びつきっていうのが困りもので。特に子供連れの家族とすれ違う時なんか、ヒヤヒヤします
.......(続きはここをクリック)はじめまして。ラブラドールレトリバーのオス(4歳)を飼っている30代会社員です。
最近、愛犬の人懐っこさについて悩んでいます。もちろん、人懐っこいのは犬種の特徴なのは分かっているんですが、ちょっとやりすぎかなと思うことが増えてきて。
具体的に言うと、散歩中に出会う人全員に近寄っていこうとするんです。特に子供には興奮して、尻尾フリ
.......(続きはここをクリック)お医者様に聞くほどなのかという感じがして、ここで聞いてみようかと投稿させていただきます。
うちのワンコなんですが、やたらくしゃみするのですが、何か異常あるのかちょっとだけ心配になりました。
すこぶる元気なので、特に問題ないといえば問題ないけど、気がつくと1日の中でよくくしゃみをしています。
犬種は雑種のちょっと大きめの体重約20キロの
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