ロットワイラーは原産国をドイツとする牧畜犬として活躍していた犬種です。
その歴史は古く、古代ローマ帝国の時代にまでさかのぼります。
当時はロットワイラーの祖先犬にあたる犬種になり、もともとは闘犬として利用されていたようですが、 その頃の役割としては、ローマ軍が中央ヨーロッパ侵攻で各地へ攻め上がる際、 兵士の食料として牛などの家畜を戦地へ同行させて行っており、 この移動する際に家畜を追い立てる役を務めていました。
やがて、ローマ軍のドイツ侵攻の際にも軍と一緒に同行し、そのまま南ドイツへ住み付くことになりました。
ドイツでもおおよその役割は同じで、牧畜犬として、家畜を害獣から守ったり、 移動の誘導を行ったりしていました。
警護犬としても優秀で、行商の際に売上金の番をしたりもしていました。
その後、犬を使って牛を追い立てるやり方が禁止になり、ロットワイラーは存在意義が危うくなり、 数が激減、一時期は絶滅危惧状態にまでなりましたが、他の役割や犬種としての確立が行われた結果、 危機を脱し、荷物を引く作業犬や警察犬、救助犬などといった経歴を経て、 現在では家庭犬としても世界中で飼われるようになりました。
尚、ドイツのバーデン・ヴュテンベルク州のロットワイルという地方で現地の犬種と交配・改良されたことで 現在のロットワイラーのベースとなる犬種が誕生し、そのまま非常に重宝されていたことから、 犬種名の『ロットワイラー』は、その街の名前に由来しています。
ちなみに、愛好家の間では、ロットワイラーの愛称として『ロッティ』『ロット』などとも呼んだりもします。
ロットワイラーは、頭が良く、飼い主さんには非常に忠実です。
ただし、しつけする上で注意したい点がいくつかあります。
まず、頑固な性格も持っていますので、しつける際には根気強くやる必要があります。
それと、判断力に優れていますので、命令を無視して動くことも、飼い主さんの動き方によっては発生します。
初心者向きではないですが、一貫した態度としっかりしつけをできるのであれば、 問題な教えたことを覚えていってくれます。
そして、闘犬としての本能も考慮が必要で、攻撃性という意味では注意がかなり必要です。
攻撃性が強く、攻撃が始まると制御がかなり難しい面が見られます。
噛む力も非常に強く、残念ながら傷害事件も起きていますので、 しっかりしつけて攻撃性は抑制できるようにすること必須となります。
ロットワイラーの性格としては、勇敢で警戒心が強いといった、番犬向きの性格が顕著で、 知らない人には攻撃的になる場合があります。
ただし、家族への愛情は非常に深く持っています。
家族への愛情から、家族へ危険が及びそうになると、 相手の大きさに関わらず、相手を攻撃したりして守りにいきます。
ロットワイラーの平均寿命は8~10年となり、犬の中でもあまり長くはありません。
暑さも寒さも得意ではありません。
ロットワイラーの遺伝的な発症リスクのある病気として、 『肥大型心筋症』や『若年性白内障』などといった病気が挙げられます。
また、ロットワイラーは大型犬に分類され、他の大型犬にも多い関節の成長異常である『股関節形成不全』や、 胃がねじれてしまう『胃捻転』といった病気は注意が必要になります。
耳が垂れ耳の形をしているため、汚れに注意し『外耳炎』などの耳の病気の予防はしたいところです。
ロットワイラーは、自身よりも小さい相手には落ち着いた態度で接することができる性格もしており、 子供に愛情を持って接することができ、他の小動物にも優しくすることができます。
ただし、攻撃性が強く、噛む力や筋力も非常に強い犬種ですので、しつけがきちんとできていない場合は、 子供や小動物と同居する上では大変危険が高くなるため、充分注意しましょう。
ロットワイラーは、牧畜犬で活躍していたということもあって、運動量は多めに必要です。
散歩は1日2回で1回あたり45分~1時間程度が必要量になります。
散歩の途中で走ったり、広いところで遊んだりすることも織り交ぜるのが理想です。
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