ドーベルマンは、ドイツのチューリンゲン地方を原産とする犬種です。
起源は、19世紀初頭にルイス・ドーベルマンによって、 ジャーマン・シェパード・ドッグ、 ロットワイラー、ジャーマンピンシャー、 ワイマラナー、マンチェスターテリア等のかけ合わせが行われた結果、誕生しました。
その後、軍用犬や警察犬などとして使われてきました。
日本国内では、警察犬のイメージでとても有名です。
普段見かけるドーベルマンのほとんどが断耳(立ち耳にするため)、断尾されているものになります。
ドーベルマンは、他の犬種と比べて非常に頭が良く、人間の指示に対して理解する能力が高くなっています。
トレーニング向きでもあり、教えたことをどんどん覚えてくれます。
警戒心の強さや、何に対しても好奇心が強いといった性格の癖が多少あるので、 専門のトレーナーにしつけてもらうのも有効な選択肢です。
ドーベルマンは、飼い主さんに対して、ずば抜けて忠実で、愛情深い性格をしています。
また、性格的な強い特徴として、この愛情深い性格から飼い主さんを守衛する気持ちが強く、 警戒心が非常に強く出てしまい、知らない人に対して、吠えて威嚇したり、 下手をすると噛みつくなどの攻撃に出ることがあります。縄張り意識も強い犬種です。
こういった部分は、番犬としての適性が強い犬種です。
きちんとしつけができないと、問題が起こる可能性が高くなります。
一方、飼い主さんのことが大好きですので、甘えん坊な面もあります。
ドーベルマンの平均寿命は10~12年ぐらいです。
また、遺伝的にかかりやすい病気として、『拡張型心筋症』が挙げられます。
この拡張型心筋症とは、呼吸困難や咳といった症状から始まり、ひどくなると意識不明になったり、 最悪、(突然)死に至ることもあります。
いくつかの大型犬種にも見られますが、『胃捻転』、『胃拡張』など、ドーベルマンも発症しやすくなっています。
皮膚も若干弱めで、アトピー性皮膚炎(や、それに原因を伴う脱毛症)などの皮膚病にも注意が必要です。
ドーベルマンについて、優しい性格ということも言われていますが、実際に飼われている方々の声を聞くと、 個体差や相性もあり、優しいとも言い切れないことが多いようです。
子供が警戒心・縄張り意識を刺激してしまった場合は、ドーベルマンは攻撃的になり、 子供に危険が及ぶ可能性がありますので、充分に注意しましょう。
ドーベルマンは、活発で好奇心旺盛な遊び好き、運動量も多い犬種です。
運動神経も発達しており、俊敏に走る能力や高い体力を持ち合わせています。
散歩は1日2回を基本として、1回あたり30分~1時間が適量で、軽く走ったり早歩きを混ぜて行うと良いでしょう。
運動量が多いため、運動不足はストレスに直結しますので、充分注意してあげる必要があります。
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