ドーベルマンの耳カット・尻尾カット、時代遅れ？必要性について考えてます【ハピわん！みんなの相談ノート】

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2025/04/20 20:40 投稿

ドーベルマンの耳カット・尻尾カット、時代遅れ？必要性について考えてます

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相談詳細

今週末にドーベルマンのブリーダーさんのところへ子犬を見に行く予定の者です。事前にいろいろ調べていたら、耳カットと尻尾カットの話題で頭がぐるぐるしてきて…。みなさんの意見を聞かせてください。正直、欧米ではもう法律で禁止されてる国も多いみたいだし、日本でもやらない選択をする人が増えてきてるって聞くんですよね。でも、ドーベルマンって言ったらあの凛々しい立ち耳のイメージがあって。これって単なる見た目の問題なんでしょうか？ブリーダーさんに電話で聞いたら「昔からの伝統だし、ショー向きの子なら特にお勧めします」って言われたんですが、うちはショーに出す予定もないし。ただの家族の一員として迎えるつもりなんです。それに、生まれたばかりの子犬にあえて手術をするってのが、なんだか可哀想な気もして。痛みもあるだろうし、術後の管理も大変そうだし。耳を立たせるのに何週間もテープで固定しなきゃいけないって聞くと、子犬の時期を十分に楽しめないんじゃないかなって。かといって、耳カットも尻尾カットもしないで育てて、大人になってから「やっぱりドーベルマンらしくない」って後悔したりしないかな？とか。周りの人に「それって本当にドーベルマン？」って言われたりしないかな？とか。実は先週、ドッグランで自然な耳と尻尾のドーベルマンを見かけたんです。思ったより可愛らしい感じで、むしろ表情が柔らかく見えて好印象でした。でも、たまたまその子が性格的にフレンドリーだっただけかもしれないし。あと、耳を立てることで警戒心が強くなったり、防衛本能が強くなったりするって話も聞くんですが、これって本当なんでしょうか？うちは住宅街の一軒家なので、ご近所との関係も考えると、あまり警戒心が強すぎるのも困るかなって。実際にドーベルマンを飼ってる方にお聞きしたいんですが、カットの有無で性格や躾のしやすさって変わってきますか？手術した場合としない場合で、具体的にどんな違いがありましたか？お金の面でも結構な出費になりそうなので、これが本当に必要な処置なのか、よく考えたいんです。「見た目のため」だけなら、正直やらなくてもいいかなって思ってるんですが…。経験者の方々の意見、特に最近のトレンドとか、実際の飼育での違いとか、ぜひ教えていただけませんか？

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コメント・回答

最近のトレンドとしては、確かに日本でも「カットしないでそのままの自然な姿で育てる」ドーベルマンがかなり増えている印象です。特に、欧米諸国の“動物愛護”や“動物福祉”の基準を意識する家庭やブリーダーさんの間では「健康上不要な手術は勧めない」という方針が主流になりつつあります。昔は“ドーベルマンといえば立ち耳・短い尻尾！”が王道でしたし、実際に日本でもショーに出すならカットしてあるほうが有利という空気は今でも多少残っています。でも家庭犬として迎える今、無理に施術する理由はかなり薄まってます。

私の経験でいうと、耳カット・尻尾カットの有無で性格やしつけの難易度が変わったかというと、「違いはほとんどなかった」です。耳や尻尾を切ったからと言って、警戒心が強くなるとか、防衛本能がアップする、という科学的な根拠はありません。性格や社会性は、やはり「育った環境や飼い主との関係性」「しつけのやり方」「日々のコミュニケーション」の影響の方がはるかに大きいです。

手術そのものの負担についても正直大きいです。生後まもなく行う手術とはいえ、耳を固定するテーピングの期間は予想以上に長いし、炎症が起こってしまった時や子犬が嫌がってしまう時は想像以上にケアや病院通いが大変でした。しっかり固定するために数週間から下手すると2か月以上、毎日消毒したり、巻き直したり…。見た目のためだけにこれをする価値があるのか、という気持ちは年々強くなりました。

私の周りにも、自然耳・尻尾のまま育てているドーベルマンが何頭かいますが、みんな本当に個性的で愛嬌たっぷり。外見が丸くて「ちょっと大型のビーグルっぽい」「優しい顔つきがむしろ好き」と言う人も多いし、私自身も「立ち耳」のイメージにこだわらなくなりました。今はInstagramやSNSでも“ナチュラル派”のドーベルマン飼い主さんがどんどん情報発信しているので、そういう写真を見て「むしろ可愛い」「柔らかい表情が良い」と思う方が増えてきている実感もあります。

逆に、昔ながらの「ザ・ドーベルマン」を求める方や、ドッグショーを目指す人には今も根強い人気ですが、家庭犬としての幸せを優先したいなら、必須の手術とは全く思いません。見た目へのこだわりで将来「やっぱり…」と後悔するかも、と不安になりますが、正直自然耳・尻尾のドーベルマンを見かけて「あれはドーベルマンじゃない」と思う人なんて実際ほぼいませんし、一度一緒に暮らし始めると、一番可愛い“自分の子”勝ち、というのが本音です。

費用や術後管理の面も、手術代は安くはないし、その後の通院や固定で想像以上に手間やコストがかかります。個人的には、手術せずにその分の時間やお金を健康管理やしつけ、思い出作りに使った方が、飼い主も犬も幸せになれると今は感じています。

最後にお伝えしたいのは、「無理に伝統や“らしさ”に合わせなくて全然大丈夫」ということ。結局のところ、ドーベルマンはどんな見た目でも賢く愛情深い最高のパートナーになります。気になることはきちんとブリーダーさんにも相談して、自分と家族が本当に納得できる形を選んであげてくださいね。

　
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【ハピわん！へお寄せいただいた一般ユーザー様（非会員）のコメント・犬関連職のボランティアユーザー様の意見、等の中から転載】