ポリッシュ・ローランド・シープドッグはポーランドが原産国で、 牧羊犬として長らく活躍していた犬種になります。
起源としては、16世紀頃には存在が確認されており、プーリーやチベタン・テリア、 それ以外にも牧羊犬の犬種が配合されていると考えられています。
第二次大戦下では絶滅の危機にも瀕しましたが、戦争終了後にポーランド人の獣医師 「ダヌータ・ハラニヤヴィッチ(Danuta Hryniewicz)」を中心とした働きによって、種の保存が行われました。
その中で、彼女(ダヌータ・ハラニヤヴィッチ)は、 羊飼いから2頭のポリッシュ・ローランド・シープドッグである老犬を手に入れ、1頭のオス犬が生まれました。
その1頭は『スモック(SMOK)』と名付けられ、現在、世界中に存在する ポリッシュ・ローランド・シープドッグの祖先犬となっています。
その後、1979年にアメリカへ渡り、知名度と共に頭数も徐々に増えていくことになりました。
なお、ポーランドでは、「ポルスキー・オフチャレク・ニジンニ(Polski Owczarek Nizinny)」 などと呼ばれており、頭文字を取って「ポン(PON)」とも呼ばれてもいます。
実は他にも、ポリッシュ・ローランド・シープドッグの呼称は多く、 ポリッシュ、ポーリッシュ・シープドッグという呼ばれ方もあります。
ポリッシュ・ローランド・シープドッグは飼い主さんに従順な性格で、知性が高い犬種です。
具体的には、特に記憶力が優れています。
吠え癖は基本的にはあまり無く、攻撃性もほぼありません。
ポリッシュ・ローランド・シープドッグの性格としては、陽気で落ち着きがあります。
非常に温厚で、温厚さという意味では全犬種の中でもトップクラスになります。
攻撃性は、ほぼありません。
また、飼い主さんや家族に対して愛情深い性格でもあります。
ポリッシュ・ローランド・シープドッグの平均寿命は12?15年となります。
遺伝的にかかりやすい病気として、いくつか挙げられます。
まずは、『股関節形成不全』という、股関節の成長障害によって関節痛や歩行障害が起こる病気があります。
これは他の大型犬も同様にリスクが高い病気となります。
また、目の病気でもかかりやすいものがあり、『進行性網膜萎縮』もその一つです。
この進行性網膜萎縮は、徐々に網膜が縮小(萎縮)することで、最悪の場合、失明に至る病気です。
他には、白内障や緑内障も、発症リスクが高めに考えられます。
ポリッシュ・ローランド・シープドッグの子供との相性は、非常に良く、 子供がじゃれつくことに対しても怒ったりすることもありません。
また、抜け毛は多いので、こういった部分含めての衛生面のケアも必要になってきます。
なお、少なくとも、ブラッシングは毎日必要になってきます。
ポリッシュ・ローランド・シープドッグは、活発でもあると言えます。
散歩は、1回あたり最大1時間程度で1日2回の量が理想的です。
また、頭の良さと、社交性のある性格も働き、 飼い主さんとドッグスポーツの適正やドッグランでの他の犬との遊ぶことも得意です。
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