甲斐犬は、原産は日本国内となる日本犬の一種になります。起源としては、チャウチャウ、 北海道犬などと同様と言われており、南アルプス(山梨)で飼われていたイノシシ等を相手にしていたこの猟犬が、 この甲斐地方の地名に由来し『甲斐犬』と名付けられました。
昭和9年に天然記念物に指定されています。
現在でも、一部では猟犬として飼われていますので、一般家庭でペットとして飼う犬種としては、 飼いにくい部分も多々あります。
尚、甲斐犬は体格でタイプ分けされるものが2通りあり、 スマートな柴犬タイプとがっちりとした体格の秋田犬タイプが存在します。
また、最近では優れた猟犬を必要とするヨーロッパでも人気があります。
甲斐犬のしつけやすさとして、飼い主さんに対しては非常に忠実な点についてはしつけやすいと言える部分ですが、 一方、飼い主さん以外には警戒心が強く、懐きにくい傾向が強くあります。
甲斐犬は、飼い主さん以外には懐くことが少なく、なおかつ、 一匹の甲斐犬は一人の飼い主にのみにしか懐かないとも言われています。
まったく懐かないとは言えないかは何とも言えないですが、少なくとも、 飼い主が代わったときには懐きにくい特性があるのは確かと言えそうです。
飼う際は、飼い主の切り替えは甲斐犬にとって難しいという点や、 前述の飼い主さんのみへの忠誠の高さを考慮し、責任をもってしつけてあげる必要があります。
また、このような特性が強いことから、甲斐犬本人から飼い主として認められていないと、 しつけをすることがそもそも難しくなります。
甲斐犬の本来の性格として、猟犬としての気性の荒さと攻撃性があります。 相手が大きくても怯まない勇敢な気性も持っています。
無駄吠え、噛み癖ももともとの特性としてはもっていますので、しつけが必要ですが、 飼い主さんへの忠誠心が非常に強い分、しつけが子犬のうちにしっかりできてしまえば、 無駄吠え・甘噛みといったものは心配なくなります。
ただし、信頼している相手には甘えをみせたり、友好的な態度を見せたりしてくれます。
ちなみに、甲斐犬は危険察知能力に非常に優れていますので、頼りになる犬種とも言えます。
甲斐犬の平均寿命としては、11~16年程度となります。
大きな遺伝的な病気やけがもこれといったものはあまり見られません。健康で丈夫な体を持っています。
また、甲斐犬は暑さ・寒さに強いです。
比較的、粗食にも耐えうる強い体を持っています。
攻撃性が強い犬種ですので、他の犬との相性はあまりよくありません。
また、小さいお子様との絡みも充分に注意する必要があります。
被毛は、生え変わり時期以外は抜け毛が少なく、ブラッシングは週1回程度が通常になります。
甲斐犬は非常に高い運動神経を持っています。
また、猟犬としての非常に強い脚力をもっており、必要な運動量は比較的多い方になります。
基本的には、運動量は多く要求されます。
山道を歩くのも、甲斐犬にとっては楽しくて良い運動になりますし、 高いジャンプ力も誇るため、このジャンプ力を生かした遊びも有効です。
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※本文は、寄稿いただいた方の原文をハピわん!にて最低限の校正をし掲載しております。
◆ケース概要
・寄稿主さま:迷子犬を探していた飼い主さま
・進捗:2021/5/28無事に解決済み(捜索期間:5日間)
・解決決め手:
現在、甲斐犬に関する相談はありません。
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