チャイニーズ・クレステッド・ドッグ(チャイクレ)の原産国は、その名の通り、中国となります。
13世紀頃から各家庭でペットとして飼われており、船内のネズミ駆除の役割もあったようですが、 起源についての明確なことがわかっていません。
近年、DNA解析がされた結果、アフリカのバセンジーと近親の犬種であることが判明しました。
チャイニーズ・クレステッド・ドッグは被毛がないヘアレスタイプに分類されるため、 直接はバセンジーの近親の犬種であるヘアレスドッグ(アフリカン・サンド・ドッグ) が祖先犬であることが有力な説とされています。
その説では、アフリカにも出入りしていた中国の貿易船により、 アフリカから他の行き先にもたらされる過程で様々な交配が行われ、 そういった流れの中で生み出された一種が、最終的に中国へ渡りました。
このように、祖先犬となるアフリカン・サンド・ドッグから派生した犬種が中国にもたらされたことが、 その後のチャイニーズ・クレステッド・ドッグ誕生の起源を発するとされています。
ちなみに、それ以外の説では、チワワの近親犬種でもあるメキシコのヘアレス犬が、 祖先犬にあたるとも言われていましたが、上記のDNA解析の結果から、説の有力さとしては弱くなりました。
現地、中国ではその外見が伝説上の生き物『麒麟』に似ているため、珍しい物という扱いをされています (ヘアレスタイプ:後述)。
また、中国では、戦時中に多くの犬を処分していきましたが、すでにチャイニーズ・クレステッド・ドッグの中で 海外に渡っていた一部により、絶滅の危惧は免れました。
それと、チャイニーズ・クレステッド・ドッグは、その被毛のタイプから、 ヘアレスタイプとパウダーパフタイプの2種類に分類されます。
ヘアレスタイプは、頭部・脚・しっぽといった、一部のみに被毛が生えており、 パウダーパフタイプは全身が長い被毛で覆われています。
尚、『チャイニーズ・クレステッド・ドッグ』という犬種名の由来は、中国の清王朝の時代に、 男性の髪型で辮髪(べんぱつ)という、頭頂部の毛を残し他は剃り上げ、 その残した頭頂部の髪の毛を長く垂らす髪型が流行しており、その辮髪(べんぱつ)を『クレスト』と言うことから、 チャイニーズ・クレステッド・ドッグの長い被毛がその「辮髪(べんぱつ)=クレスト」に似ている様子から来ています。
チャイニーズ・クレステッド・ドッグは、知性的で飼い主さんに忠実です。
プライドの高い面もあり、若干手こずる部分もあるかもしれませんが、基本的にはしつけはしやすい犬種になります。
警戒心の強さから吠える癖が出たりする場合もありますので、早めにしつけることは必要です。
チャイニーズ・クレステッド・ドッグは、非常に穏やかで控えめな性格をしています。
繊細な性格もしており、警戒心から慣れない物におびえたりすることもあり、 人見知りの性格も大いに持っています。その怯えた際には、吠えたり、距離を置いたりといった態度をとります。
一方、飼い主さんに対しては非常に愛情深く明るい面があり、コミュニケーションしてもらえることをとても喜びますが、孤独やコミュニケーション不足は大きなストレスを抱え込ませることになります。
チャイニーズ・クレステッド・ドッグの平均寿命は、13~15年です。
被毛が無く、皮膚がむき出しになっている部分も多く、寒さは非常に苦手です。
暑さには若干ながらも強く、皮膚に汗腺があり、人間と同じように汗をかきます。
皮膚が弱く、皮膚病への注意が必要です。
被毛が少なく、皮膚の露出が高いヘアレスタイプは、皮膚が乾燥しやすいので、 冬場は保湿剤等のケアも必要になってきます。
また、アレルギーによるアトピー性皮膚炎もかかりやすくなります。
脚の大腿骨頭という部分への血液の流れが悪くなり壊死してしまう病気であるレッグ・カルベ・ペルテス病も、 発症しやすい病気に挙げられます。
他の犬との同居については、人間に接するのと同様に、慣れるまでは少なくとも時間がかかります。
ただ、年齢が若いうちであれば、徐々に慣れてくれる可能性があります。
慣れるまでは、よそよそしい態度で、あまり近づかないような動き方をします。
チャイニーズ・クレステッド・ドッグは、さほど運動量は多くありません。
散歩は1日合計20~40分程度で充分量となります。
能力としては、高いジャンプ力を持っていたりします。
しかしながら、手足の骨が細くて弱いので、高いところに飛び乗り降りる際に、 骨折や脱臼などしないように充分に注意が必要です。
被毛が非常に特徴的なチャイニーズ・クレステッド・ドッグですが、体全体の被毛のタイプにより2種類が存在します。
一つのタイプは全身が長い被毛に覆われたタイプ(パウダー・パフ)、もう一つは頭部・脚・尻尾のみが被毛があり、それ以外の部分は被毛がないタイプ(ヘアレス)。
ヘアレスタイプの皮膚は表面が滑らかな感触になります。
首や脚は細く長い、小型犬でスリムな体型のタイプと、胴が比較的短めで肉厚が多めのタイプに分かれます。
チャイニーズ・クレステッド・ドッグの毛色は、ブラック、チョコレート、アプリコット、クリーム、トライカラーに加えて、ブルーと呼ばれるグレーのような色があります。
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