【優良小型犬のトップの座を争うほど最良な家庭犬、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル】

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの基本情報(性格・しつけ・病気など)

 
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キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
[英記]:Cavalier King Charles Spaniel

    ◇基本データ
  • ・サイズ:  小型犬
  • ・体高:30cm~34cm
  • ・体重:6kg~9kg

  • ◇起源・歴史・沿革・系統:
  • キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは、原産国イギリスとする犬種です。

    歴史としては、18世紀頃の中世のイギリス王室において小型のスパニエル犬種を飼うのが習慣となっており、 この小型のスパニエル犬(正確には、トイ・スパニエル)が起源となります。

    直接は、当時のイギリス国王チャールズ一世・チャールズ二世に寵愛を受けていた小型のスパニエル犬 (トイ・スパニエル)が起源となっています。
    19世紀に、東洋からヨーロッパに短頭種の犬種がいくつか入ってくるようになり、短頭種の犬が大流行しました。
    そこで、チャールズ二世が飼っていた、この小型のスパニエル犬(トイ・スパニエル)も短頭種と配合され、 短頭の犬種に改良されました。この犬種が今のキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの前身になっており、 当時はキング・チャールズ・スパニエルと呼ばれていました。

    その後、この短頭種へ改良されたスパニエル犬である『キング・チャールズ・スパニエル』が、 無理な繁殖をしたことが要因で健康的に不安定な犬種になってしまったことから、 再び、元の鼻が長い犬種に戻そうという動きが20世紀になって起こり、 アメリカの富豪ロズウェル・エルドリッジ氏の援助もあって活発になりました。
    その運動の成果として、このスパニエル犬(キング・チャールズ・スパニエル)を、 再び鼻の長い犬種へ改良することに成功し、現在のキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルが誕生しました。 また、その際には、体格も改良し、一回り大きくされています。

    なお、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは通称キャバリアとも呼ばれますが、 この『キャバリア』は、『中世の騎士』という意味の言葉で、優雅で凛々しい雰囲気と、 勇敢な犬種であってほしいという想いがこめられ、由来しています。

    そして、『キング・チャールズ』という名前は、ご想像つく通り、 そのイギリス国王のチャールズ二世から由来しています。


    ◇こんなスタイルで犬を飼いたい方・こんな状況の方との相性Good!!
    ・性格やしつけのしやすさとして、とにかく飼いやすい初心者向きの犬が良い
    ・同居する子供や他の犬とうまくやってくれるかも優先したい
    ・運動量はあまりなくて問題ない
    ・抜け毛のケアや病気のリスクはきちんと理解した上で飼える
    ・広い飼育スペースが用意できないので、小型犬が良い
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルのメイン写真 キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの特徴評価グラフ

しつけのしやすさ

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル(キャバリア)は、賢い犬種です。

コミュニケーションも得意で、飼い主さんに寄り添う形で従順な態度で接してくれます。

しつけは初心者でも比較的しやすいと言えます。

気性の穏やかさ・性格

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル(キャバリア)は、明るく、人懐っこい性格です。
飼い主さんや家族のことが大好きで、愛情をもって接してくれます。

人懐っこく、知らない人にも警戒心はあまりなく、誰に対しても友好的です。
そのため、警戒して増える癖も、キャバリアは特にはありません。

争い事が嫌いな穏やかな性格でもあるため、普段一緒に過ごしやすい犬種と言えます。

病気・けがへの強さ・寿命

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル(キャバリア)の平均寿命は、10~14年となります。

また、被毛がダブルコートになっており、寒さには強いのですが、その一方、暑さには弱く、 夏場の高温多湿な気候は苦手です。

耳が垂れた形状をしていて、汚れがたまりやすくなっていますので『外耳炎』等の耳の病気にも注意が必要です。

遺伝的に発症しやすい疾患としては、『僧帽弁閉鎖不全症』という心臓の病気が代表的なものの一つです。
この僧帽弁閉鎖不全症とは、心臓の中の僧帽弁という、血液の逆流を防ぐための部分が機能不全を起こし、 血液が逆流してしまう病気です。
この病気にかかると、運動ができなくなってしまったり、咳が出る、呼吸困難になる等の症状が出ます。
尚、キャバリアのこの病気の発症率は1歳で3割、3~4歳で6割にもなると言われています。

また、股関節の異常による歩行不全や関節痛の症状となる『股関節形成不全』や、 膝のお皿がずれてしまう(脱臼)ことで起こる『膝蓋骨脱臼』も、キャバリアがかかりやすい、 発症リスクが高めな病気として挙げられます。

他の犬や子どもとの同居しやすさ

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは、大らかで友好的な性格を持っていますので、 子供とも仲良くすることができ、良い遊び相手になれます。

他の犬にも同様で、友好的に接してくれますので、問題なく仲良くすることができます。

抜け毛の面でいうと、抜け毛が多いほうになりますので、きちんとしたケアが必要です。

運動量の多さ

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは、遊び好きで好奇心旺盛な性格もあり、活発に遊びまわります。
しかしながら、運動量としては一般的な小型犬の範囲にはなりますので、散歩は1日合計30分程度が目安になります。

室内での運動でも対応はできますが、できる限りは外での散歩が望ましいです。

遊び好きですので、しっかりと一緒に遊んであげることも重要になってきます。

体の特徴・被毛・毛色の特徴

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キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの動画集

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キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの動画 その1

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの動画 その2

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの動画 その3

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