ポメラニアンの原産はドイツ北東部、ポーランドにもまたがるポメラニア地方となります。
スピッツの一種であるサモエドやジャーマン・スピッツを先祖犬とする犬種ですが、スピッツ系統の中では最小サイズの犬種にあたります。
当初は、現在のような小型の犬種ではなく、被毛は白で中型程度の大きさでした。
18世紀には、イギリス王室へシャーロット王妃によって持ち込まれ、後に、ビクトリア女王にも寵愛されていたことで有名になりました。
このイギリスに渡ったころは、20kgほどのサイズの犬でしたが、その後、 現代に近づくにつれて、小型化の改良がどんどん進み、 現在見られるポメラニアンのサイズにまで小さくなりました。
なお、日本スピッツはこの頃のポメラニアンにとても似ており、一説ではこの子孫ではないかと言われています。
ポメラニアンはビクトリア女王にて1891年の第一回クラフトショーにグレーの毛色の数頭が出展されて入賞、そこで人気に火がつきました。
犬種の認定は、その少し前の1870年にイギリス・ケネルクラブによってなされました。
なお、このイギリスに渡ったタイミングで犬種の名称が「ポメラニアン」になり、 由来は、言うまでもなく原産地となるポメラニア地方から来ています。
日本には明治時代の初期に渡来したと言われています。
なお、かの有名なタイタニック号(イギリスのサウサンプトンからニューヨークに向かう途中で1912年4月14日の夜〜翌日の4月15日に大西洋上で沈没)に乗り込んでいた犬たちの中で、救命ボートに乗り込んだことで命を取り留めた3頭がいますが、この3頭の中の2頭はポメラニアンになります。
ちなみに、被毛の色については、品種改良された結果、当初はほぼ白のみでしたが、 現在では白以外も存在するようになっていきました。
ポメラニアンは、飼い主さんに対して忠誠心にあふれており、頭も良い犬種です。
そのため、教えたことを覚えるのが早く、基本的にはしつけはしやすい性格と言えるでしょう。
比較的、トレーニングに向いています。
ただし、頭が良いのに加えて、自信を持っている部分もあります。
勘違いして後で手が付けられないということが起きないように、 最初の頃には主従関係をきちんと教えておく必要があります。
ポメラニアンは、飼い主さんや家族に対して深い愛情を持ち、よくなつきます。
ただ、注意深い性格で警戒心が強め、人見知りと見られる面もあります。
友好的な部分もあるのですが、知らない人が近づきすぎると、威嚇したりする場合もあります。
警戒心からの吠え癖もについても注意しましょう。
特に強い攻撃性はありません。
また、ポメラニアンは自立心が強いので、一人の時間も楽しむことができ、 甘えたりはあまりせずベタベタするのを嫌がります。
ポメラニアンの平均寿命としては12~15年となります。
小型犬で骨が弱めではあるので、普段遊び回っている中での骨折には注意が必要です。
遺伝的にかかりやすい病気としては、副腎皮質ホルモンの分泌量が過剰になることによる異常で、 脱毛などの症状になってしまう『クッシング症候群』が挙げられます。
また、『アロペシアエックス』という、体の毛が抜けてしまう病気や、 『チェリーアイ(第三眼瞼腺逸脱)』という目頭が赤く腫れ上がってしまう病気も、 かかりやすいリスクがあります。
活発なので、『膝蓋骨脱臼』という、膝のお皿がずれてしまうけがも、 リスクの一つとして考えられます。
ポメラニアンは、家族に愛情を持ってくれますので、子供とも仲良くできます。
遊び好きな点は、遊び相手としても、充分にプラスに働くでしょう。
ただし、体が小さく、骨格が強くないので、少なくとも、ある程度の大きさの子供との乱暴な遊び方は、 ポメラニアン自身がけがをしてしまわないように注意する必要があります。
他の犬とも相性がよく、基本的には協調性がありますので問題なくうまくやっていくことができますが、中には縄張り意識を持つことがあり、そういった場合は注意が必要です。
ポメラニアンは、非常に活発で遊び好き、やんちゃなタイプの犬種です。
いろんなものに好奇心旺盛で、常に動き回っていると言ってもいいほど、活発な犬種です。
しかしながら、小型犬なので運動量はかなり少なく、 1日2回の散歩を1回あたり10~15分程度で充分量となってしまいます。
一緒に遊んだり、短めの散歩でうまくストレスを発散させてあげましょう。
ポメラニアンの被毛は、スタンドオフコート(開立毛=かいりつもう)と呼ばれる分類にあたります。
これは、オーバーコート(上毛)がアンダーコート(下毛)に支えられるような形で体から垂直のような状態で生えており、長毛のオーバーコート(上毛)、短く厚めに密集したアンダーコート(下毛)から構成されます。
換毛期には抜け毛が多く出ることになります。
また、週に2回程度のブラッシングが必要となるでしょう。
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※本文は、寄稿いただいた方の原文をハピわん!にて最低限の校正をし掲載しております。
◆ケース概要
・寄稿主さま:迷子犬を探していた飼い主さま
・進捗:2021/5/22無事に解決済み(捜索期間:2日間)
・解決決め手:
春の訪れと共に多くの人が悩む花粉症。花粉症の方々にとってはとても嫌なものです。
犬たちは花粉症になるのでしょうか?また、予防する方法や、もし愛犬が花粉症になった場合どのようになるのでしょうか?
本稿では犬の花粉症についてまとめています。
.......(続きは以下ボタンから)現在、ポメラニアンに関する相談はありません。
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ひみ花の里(氷見花の里) ドッグラン
コロナの関係で無人受付となってますが、建物内に管理人さんはいます。が、足を組んで貧乏ゆすりをしながら本を読んでいてこちらには気づいていないようでした。
.......(続きはこちらのページから) 2022/02/12【投稿】北関東
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リッチフィールド(Rich Field) ドッグラン
リッチフィールドさんはカフェとドッグラン併設しており、カフェも楽しみながらドッグランを利用させてもらってます。
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.......(続きはこちらのページから) 2021/05/02【投稿】当サイトの内容・テキスト・画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。